今までは
アルツーハイマーが徐々に進む母に対して
自分が母になったような思いが強く
時には幼子を見るような目でみることが多かった。
でも、少し前からちがってきた
認知症を患いながらも
心を強く持ち
人の悪口を言わず
きりりとした
母の物事の受け止め方に
私は新鮮さを感じ始めた。
83歳という年になっても
いまなお母はわたしに
大切な事を教えてくれているのだ
と感じ始めた。
それはどうしてかといえば
母が語る少女時代の思い出
懐かしい父親
家が貧しかった事
苦学して上の学校へ進んだ事
夫である父の思い出
懐かしそうに
繰り返し繰り返し語る思い出を
聞いているうちに
私の知らなかった母の人生が
すこし想像できるようになった
その母がこうして今、
私の前にいるんだなあと
思えるようになった
なにげなく話す母の言葉には母の人生観が感じられる
母の語る言葉を
私は以前より深く受け止められるようになったからだと思う。
父との間にはもてなかったこの貴重な時間を
母と持つ事ができる。
これは幸せな事だ。
アルツーハイマーが徐々に進む母に対して
自分が母になったような思いが強く
時には幼子を見るような目でみることが多かった。
でも、少し前からちがってきた
認知症を患いながらも
心を強く持ち
人の悪口を言わず
きりりとした
母の物事の受け止め方に
私は新鮮さを感じ始めた。
83歳という年になっても
いまなお母はわたしに
大切な事を教えてくれているのだ
と感じ始めた。
それはどうしてかといえば
母が語る少女時代の思い出
懐かしい父親
家が貧しかった事
苦学して上の学校へ進んだ事
夫である父の思い出
懐かしそうに
繰り返し繰り返し語る思い出を
聞いているうちに
私の知らなかった母の人生が
すこし想像できるようになった
その母がこうして今、
私の前にいるんだなあと
思えるようになった
なにげなく話す母の言葉には母の人生観が感じられる
母の語る言葉を
私は以前より深く受け止められるようになったからだと思う。
父との間にはもてなかったこの貴重な時間を
母と持つ事ができる。
これは幸せな事だ。
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