いま

2005年11月6日
フランスで起きていること

若者たちが
サルコジ内相の
移民に対する差別的発言に反発して
暴動を起こしていること

「犯罪者の移民たちを大掃除する。」

「社会のくず。」

「ごろつきを片付ける。」

といった彼の発言に対する
移民系の若者の声を聞くと

「移民出身者への尊敬の念が欠如している。」

「たとえ移民街が危険で暴力的であったとしても、
 住民は多様だという事をわすれている。
 それをひとまとまりにして差別的に排除するのはおかしい。」

 という意見が多く、冷静な見方に私は好感をもった。

 この報道には大きな関心を寄せている。

 今日本にもいろいろな国からの労働者が増え続けており
 日本人が快適な生活を続けるための厳しい、汚い仕事を
 彼らが支えている。

 日本の基本賃金はアメリカを抜いて世界一だそうだ。

 アジア、アフリカでは今後も人口はすごい勢いで増え続け
 一方、日本の人口は減り始めている。

 日本は外からの労働力に頼らざるを得ない。

 
 そういう世界的視野での見方も大切なんだけど

 私は日本語ボランティアの現場で出会う
 彼らとのふれあいの中で、本当におおきなプレゼントを
 受け取っている。

 それは、
 心のふれ合い
 物事に対する異なる見方、共通する見方
 
 いろんな世界で生きている人が、私の心の中にも住み着いて
 ものの考え方を広げていけるようになった。

  

 

 

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