眺めの良い部屋

2006年4月20日 日常
寝室を改装して

窓際に日あたりの良い空間ができた

そこに座って庭を見ると
ここが最高の場所だとわかった

目の前にわたしの庭が広がる

さきほこる薄青色のベロニカオックスフォードブルーの中から
まだ細い白樺がすっと上にのびている

おたふく南天の赤い葉先がひかる

ここは わずかだけど森を感じられるところ

ボックスウッドの黄緑の若葉がのびはじめた

れんがの小道のむこうには ばらが三本

ブラスバンド フレンチレース アイスバーグ

日に日に大きくなった葉が風に揺れている

ここになら何時間だって座っていられそうだ

こんな風景をひとりで見ていると
少女時代にもどったような気分になる

いつかうまれる孫も
私が子供の頃そうして過ごしたように
家からこうして外をながめるのかな

母をこの部屋に案内してお昼寝をすすめた

母はゆったりやすんでいる

白いレースに白樺の小枝がゆれる

静かに静かに午後をすごす
 

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