夏休み

2007年7月23日
夏休み
ようやく夏が来てわたしは主婦の生活に入った。
50代も後半になるとその1年1年がとても貴重な時の経過。
夫の退職は翌年春。
私もそろそろ次のステップにすすむ時と感じてる。

ひとりとても気がかりな男の子がいる。
ようやく 7月も終わりになり、かれのやる気が戻ってきた。

先週のある日、わたしはいつもより早く仕事をおえて職場をでた。
いつも帰宅はおそくて 本当に久しぶりにそうしたのだったけど。

次の日、かれが私のそばに来て小さな声で
「早く帰ってたら いやだ。」
と言った。
「だいじょうぶ、ちゃんとここにいるから、いつでも話したいことがあったらおいで。」
といった。

彼はおしゃべりしたくて来るタイプの子ではないから、私が残っている日だって、用がないのにそばにくることはない。

でも私がいるかいないかがわかるのだと思った。
廊下のまどから駐車場の車を見ているのだろうか。
そばを通る時、みていくのだろうか。

母親が去っていくのをみていたから
いつもいる人が居ないことが、とても堪えたのだろうか。

ブラジルにいたとしても、こんな結果になったかもしれないと思うけど親の離婚が、子どもに与える寂しさはとても大きい。
まだかれは9歳、
なんとか二人を元に戻せないかと、必死になった時期があったようだ。
一人っ子の彼が、親の離婚を気持ちの上で受け入れて、母とは別々
に住みながらも、元気に未来に向かって進んでいけること。

それには時間が必要だ。
わたしはその時まで彼をみていられるだろうか。

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