あけましておめでとうございます。
 ことしが良い年になりますように。

私のお正月は

病院でおせち料理の食事をいただき

あとで怪我のことを知った友達からは
すぐには行けないけれど、とりあえず送ると
病室に宅急便が届き
中にはおいしいじゃこの佃煮。

夫は毎日かかさず顔をみせてくれているし
帰省した次男は三日間の休暇をすべて
私と夫のために使ってくれた。



お見舞いに来てくれる人たちとはたのしく談笑。

ボランティア仲間の一人とは
普段なかなか話せなかったことまで話せて
ほんとうに良かったと思い、後姿を見送る。

お見舞いに来てくれること
元気な顔をみせてもらうことがまだベッドでしかすごせない私に
どんなに大きな気晴らしになることか、
はじめてわかった。


わたしからのお返しは 元気で歩く姿を取り戻すこと。


ベッド上でおきあがったり、身軽にうごけるようになった私を見て
看護婦さんが リハビリがはじまってから起こってくることを
少しずつ話してくれる。

「リハビリが始まると
 いままで起こらなかった痛みが出てくるの。
 でもシップを張ってそこは乗り越えていくしかないよ。」

 そうか、そうかと思ってちょっと覚悟をする。

けさは半そで姿でパソコンに向かっている私に
別の看護婦さんがこういった。
「saraさん元気ね。リハビリがはじまるといろいろ大変よ。
 外出ができるようになるとまたちがう痛みがでてくるみたい。外出は大変みたいよ。
 筋肉ってのはね、、、、。」

 ほんとうに筋肉ってのは 衰えが早いらしい。
 らしいじゃなくて、ほんとうだった。

 わたしも こっそり立って窓のカーテンを開けたりすると
 まず足の裏がぼわぼあで床に着地するのがいたい。
 ひざが確かにかっくんかっくんする。
 もちろんダメージを受けた足は付け根に違和感がある。

 骨折を治すために安静にしている間に
 筋肉はどんどん衰えるのだ。
 
 回復への道はかなりの部分筋肉をつけることにかかっていることも
 大きな怪我をしてはじめてわかったこと。
 毎日元気に歩いて動いているときは、
 しらずしらずのうちに筋肉を維持していたんだね。
 テレビを見ていても 
 今の私はひとが普通に歩けるということに感心をしてしまう。
 まして走るなんて。

 

コメント

Mimi
2010年1月3日11:02

saraさん

入院されても、皆さんのやさしさに囲まれているのは、
saraさんのお人柄のせいですね。
病室の温かい雰囲気が伝わってきます。

リハビリ、がんばってください。

メイ
2010年1月3日19:36

saraさん

以前、妹が半月板の手術で1カ月近く入院していたことがあります。
お喋りな妹は、毎日退屈で退屈で・・・とぼやいていましたっけ。
リハビリは、やはりキツイようです。
看護士さんも、リハビリ士の方も、心を鬼にして指導して下さるので、
少しずつ、根気よく励んでくださいね。
それが、復帰への一番の近道のようです。

sara
2010年1月4日11:51

Mimiさん

 さきほどMimiさんとご一緒にすてきな散歩をさせていただきました。ありがとうございます。子供のころざくっと靴で霜柱を踏んだこと、わたしの家の周りの散歩道、そんなこと思い出させてくれました。そして怪我をしっかり治してもう一度夫と外国へ出かける旅に出たいとそんな気持ちが強くわいてきました。

sara
2010年1月4日20:06

メイさん

背中を後押ししてもらったような気がします、ありがとうございます。
メイさんのアドバイスをしっかり頭にいれて
好奇心と大きな期待に胸脹らませリハビリルームへいきました。
先生の指示は結構大胆でしたけどなんとかでき、うれしかったです。
歩く練習で痛みが出なかったことが大きな自信になりました。
あせらずこつこつと励みます。

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