運良く日曜日がフリーになって
夫と映画を見に出かけた。


教室のの中での教師フランソワと子どもたちの対話は
すべて私にとっても大切な言葉ばかりだった。

子どもの発する言葉
それを受け止めて子どもに彼が発する言葉

無駄がない
気取りがない
駆け引きがない
言ってはいけない言葉もあったと思う
でもそれは本音だ

こどもたちがすごい
それを受け止めて悩みながらも前向きにすすむ彼の誠実さ

授業をする彼の顔をじっと見ていた
笑顔がやさしくて素敵だった
でもその笑顔が出てくるのは数えるほどで
授業を成り立たせるために子どもたちの心へ
一言一言、言葉を選んでなげかける大変さ。

そう真剣勝負なのだ。

どんなにぶつかり合いがあっても
子どもたちはさいごまで群れない(と思った)
それは自分をしっかり持っているからか。

帰り道
梅雨明けの暑い日ざしがきつかったけれど
期待以上にすごい映画だった。






コメント

la vie en rose
la vie en rose
2010年7月19日18:05

saraさん^^

17日からと聞いていたので、そろそろ行かれる頃かと心待ちにしていました。
本当にそれぞれが自分をしっかり持ってますよね。
教師達は温かい目で彼等を見ているけれど、良い意味でもそうでない意味でも、
その温かさにはちゃんと根拠があるな、と私は感じました。
(って、おかしな表現だけれどわかって頂けるでしょうか?^^)

人間同士の真剣なぶつかり合いから生まれる信頼もあるし不信もあって、教師が生徒を子ども扱いしないところに彼等の置かれている厳しい状況を理解出来たように思います。

sara
2010年7月21日11:26

la vieさん^^

早速コメントありがとうございます。

日本にいて移民の多い国フランスの学校の状況を理解するのは難しいことですが
しっかりと伝わってくるものがあり、忘れられない映画のひとつとなりました。
自分を語ることは大切なことですね。

映画館にいくと今上映中やこれからのものも見たいものがたくさん。
 ボローニャの夕暮れもそのひとつ。

la vieさんまた 映画のお話きかせてくださいね。

la vie en rose
la vie en rose
2010年7月22日16:20

saraさん^^

『ボローニャの夕暮れ』も同じミニシアターでやっています。
私も観たいと思ってたんです。
試験が終わってまだ上映していたら行きたいです。

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