先日、母に会いに施設へ行った時のこと。
ちょうど昼食の時間に差し掛かっていたので
私は食堂で母の食事の世話をしていた。
母は食べようとする意欲がしっかりあるので
差し出すものはきちんとおなかに納めてくれる。
そのとき、とっても元気そうな介護士の若者が
わたしに声をかけてくれた。
「○○にみえましたよね。」
「僕そこの卒業生です。」
「はい。」と答えて顔を眺めているうちに
彼の子どもの頃の顔が浮かんできて
「わかった、わかった。」と嬉しくなった。
私はそこで数年間外国籍の子どもたちに日本語を教える仕事をしていた。
かれは、その時いっしょに過ごした外国籍の子どもたちの名前を
次から次へと出して、近況を教えてくれたりした。
よくそんなに名前をおぼえているなあと感心もした。
同じ学年に外国籍の子どもたちがどんどん入っている時期に彼らは小学校、中学校時代を過ごしているけれど、だれもがそうして
かれらと仲良くなっていったとはいいきれない。
だから余計に、彼が彼らのことを楽しそうに話してくれるその表情をみて心が温かくなった。
また私のこと、メールで知らせておきますっていってくれた。
こんな会話があって、母のお世話になっている施設が
うんと身近な存在に感じられるようになった。
聞けば彼の妹さんも同じところで勤務していた。
ふたりそろって、にぎやかに冗談を言って、寂しくなりがちな
老人たちの終の棲家を明るくしてくれる。
これからは、彼らと話せることも私の楽しみになりそうで
嬉しい。
ちょうど昼食の時間に差し掛かっていたので
私は食堂で母の食事の世話をしていた。
母は食べようとする意欲がしっかりあるので
差し出すものはきちんとおなかに納めてくれる。
そのとき、とっても元気そうな介護士の若者が
わたしに声をかけてくれた。
「○○にみえましたよね。」
「僕そこの卒業生です。」
「はい。」と答えて顔を眺めているうちに
彼の子どもの頃の顔が浮かんできて
「わかった、わかった。」と嬉しくなった。
私はそこで数年間外国籍の子どもたちに日本語を教える仕事をしていた。
かれは、その時いっしょに過ごした外国籍の子どもたちの名前を
次から次へと出して、近況を教えてくれたりした。
よくそんなに名前をおぼえているなあと感心もした。
同じ学年に外国籍の子どもたちがどんどん入っている時期に彼らは小学校、中学校時代を過ごしているけれど、だれもがそうして
かれらと仲良くなっていったとはいいきれない。
だから余計に、彼が彼らのことを楽しそうに話してくれるその表情をみて心が温かくなった。
また私のこと、メールで知らせておきますっていってくれた。
こんな会話があって、母のお世話になっている施設が
うんと身近な存在に感じられるようになった。
聞けば彼の妹さんも同じところで勤務していた。
ふたりそろって、にぎやかに冗談を言って、寂しくなりがちな
老人たちの終の棲家を明るくしてくれる。
これからは、彼らと話せることも私の楽しみになりそうで
嬉しい。
コメント
この季節は、バラの花も届けられるので、私にもできることがあってよかったと思います。