外しごと

2013年2月22日日常

このところ寒さが戻り、
外仕事を始めるのにも思い切りがいった。

今日こそはと防寒を万全にして薔薇剪定をはじめた。

しっかり着こんで外に出るとさむさはあまり感じない。

日が照り始めると、背中がぽかぽか温かくて幸せな気分になった。

迷わずはさみを入れると
パチン、パチンという音とともに丈が短くなって
すっきりとした株になる。

さあ次の株。

芽を探して２,３芽を残しパッチン。
ばらと真剣に向かい合うこの時は、気持ちがぐっと引き締まる。

最初のころは、短く切る勇気などなくて
高いところで迷い迷いの剪定だった。

今は、薔薇の力を信じて、思い切りが良くなった。

枝を切られた薔薇は、蓄えた養分を使うところがなくて
下のほうの芽を伸ばすことに力を注ぐ。

そうして根元から立派な枝が伸び始めるのだ。

と、これは希望的観測。（そうであってほしい。）

そのうち、急に冷たい風が吹きつけて雪まで舞い始めた。

なんて気まぐれな一日。

堪らず、風当たりの少ないところへ場所を変えて作業を続ける。

久し振りに自然の変化を肌で感じられることがすごく新鮮だった。