三匹のザリガニ、Ａ、Ｂ、Ｃ。
きのうのこと。
まだまだ無理のできない夫が3人の孫を連れて里山公園へザリガニ釣りにいくという。
そこで私も付き合うことになった。
煮干しを紐の先に括りつけ小石の重りをつけてポトンと池に落とすと
クイクイとザリガニが引っかかる。
釣り上げてバケツにおとすとぽちゃんと落ちる。
あまり簡単につれるのでびっくり。
10匹以上も釣れてしまった。
でも帰りに一思案。
だれが飼うの？
Ｈは首を振りAもSaaもまだ4歳。
とりあえず大きいのを3匹選び、あとは池に戻して帰宅した。
金魚用の水槽に飼い始めたザリガニをみせてＨに言った。
「一週間だけ飼ってみたら。そのあとは池にもどすから。」
｛うん。」とは言ったものの、どこまで本気かわからない。
今朝玄関に置いたザリガニに餌の交換を終えて眺めていると
3匹の動きが面白くてつい観察してしまった。
Ａは甲羅が赤くて強そうだった。でも実は強いのはまだ赤くないＢのほうで
二匹の違いははさみの鋭さにあった。
ひょっとしてこれはオスメスのちがい？
（いやオスがどれかもまだわからないのだけど）
よくばりなBは今朝入れたばかりの煮干しを一番に取り込みパクパクとたべた。
その様子の面白いこと！まるで恵方巻きを食べているようだ。
Aが少し離れたところにある小さな煮干しをとりに行き食べようとすると
BがやってきてAを追いやって自分がとってしまった。
Aはゆっくりその場を離れCの入り込んでいる土管の横にそっと自分の居場所を変えている。
Cときたら早々と土管の中を自分のねぐらと決めたらしく全然姿を見せない。
でも入口におかれた煮干しを触覚でさわり「あるある。」といった風に
はさみで中へ引き込んでいった。
その様子に「ふふふ。」つい笑ってしまった。
丸くてつぶらな目はこちらがよく見えているようで私の動きを察知して水槽の中を
素早く動き回る。
いままで触ったこともなかったザリガニだけどなかなか面白いものだ。
彼らを見ながら考えた。
この面白さを飽きっぽいHにしらせるために、これは作戦を練らなくては。
コメント
20年以上も昔の我が家では、昼間、取ってきたザリガニをカブトムシ用の虫かごにいれておいたら、夜蓋を持ち上げて脱走したようで、翌朝もぬけの殻でした。
家族大騒動で捜索下結果、下駄箱の下で発見。懐かしい脱走事件を思い出しました。
遅くなりましたが、ご主人大変でしたね。
順調に回復されておられるようで、安心しました。
今後もお大事になさってくださいね。
私も飽きっぽいほうなので。（笑）
ぱぱさん 元気そうで何よりです。
ありがとうございます。
お陰さまで夫は少しずつ普通の生活を取り戻しています。
そしてなんと！これを機会に煙草をやめることにしたそうです。
ザリガニのこと息子たちはザリンチョと呼んでいました。
この季節は友達とザリンチョ取りによく行っていました。
大きくて真っ赤なザリガニをバケツに入れて帰ってきて自慢げに見せてくれたこと、私も思い出しています。
飼うのは結構難しそうですね。