筍をいただく

お米配達の折に野菜をちょこっとプレゼントしてくれる
生産農家のご主人が掘りたての筍を下さった。
さっそく米ヌカを入れて下茹でし、味付けをした。
でもちょっとかたすぎて　失敗。

おひるごろ庭仕事をしていると、今度はお隣の奥さんが
掘りたての大きな筍を3本持ってきて下さった。

今度は気合を入れて圧力なべで調理。

この圧力鍋、苦手意識があってずっと仕舞い込んでいたけれど、
今年になってやっと使いこなせるようになった。

使ってみれば、本当に便利。

掘りたての筍はシャリシャリとちょうど良い硬さに茹であがり
そのまま食べても、美味しい！！

お隣の奥さんは、いろんなことを私に教えてくれる。
筍のお礼に　お蜜柑をもって伺うと
庭先でたくさんの筍を前に皮むきの作業をしてみえた。

こんなにたくさんの筍、どうやって保存するのだろうと思い、
私もしゃがみこんで保存の仕方を尋ねた。

友人にきいて砂糖漬けにしてみたりビン詰めにしたり
いろいろためしたけど塩漬け保存が一番うまくいったから
ずっとこの方法だと言って見えた。
こうして1年間、使いたいときに、筍の味を楽しんでおられるようだ。


このご夫婦はもう80歳をとっくに過ぎておられるが、とても元気で
体にいいことはなんでも実践されていて、
お天気の良い日は日中に二人で1時間ほどの散歩を欠かさない。

食生活のほとんどは畑でとれる野菜がメイン。
その栽培技術は聞けば聞くほど
素晴らしく、とても私にはまねができないことばかりだ。

いつまでも二人で元気に過ごして、いろんな知恵を授けてほしいと
願っています。